Sea of Thieves は、コントローラ、およびキーボードとマウス入力の両方を標準としてサポートしており、デフォルトですぐにプレイ開始できるよう設定されています。
一方でさらに詳細な設定オプションを希望するプレイヤーのために、自分好みの制御方法をゲーム内で設定できるさまざまなオプションを提供しています。
コントローラーの「デッドゾーン」
この設定では、コントローラーにある視点スティックのデッドゾーンの範囲を変更できます。親指で視点スティックを押しても、この「デッドゾーン」を超えるまで、ゲーム内の視点アングルは変わりません。
- [戻る] - [設定] - [ゲームプレイ] に移動します
- [ゲームパッドの視点デッドゾーン] からデッドゾーンを設定します
デッドゾーンが低いほど、視点スティックの反応が速くなります。デッドゾーンを低く設定した場合、視点スティックを親指でほんの少し動かすだけで、ゲーム内の視点アングルを変えることができます。視点スティックの反応が良くなった感じがするので、プレイヤーによってはこのような設定を好む人もいます。
デッドゾーンが高いほど、視点スティックの反応が遅くなります。デッドゾーンを高く設定した場合、実際にゲーム内で視点が反映されるまで、視点スティックをより強く押す必要があります。
注意事項: デッドゾーンを低く設定した場合、いわゆる「ドリフト」が起こる可能性があります。ドリフトとは、視点スティックに触れていないにもかかわらずゲーム内の視点アングルが勝手に動く現象です。ゲームにデッドゾーンが設定されているのは、本来この現象を防ぐためです。ドリフトが起こる場合は、発生しなくなるまでデッドゾーンの設定値をスライダーで上げてください。
コントローラーの「反応曲線」
この設定では、視点スティックによる入力のマッピング方法を変更できます。
- [戻る] - [設定] - [ゲームプレイ] に移動します
- [ゲームパッドの反応曲線] で効果の強さを設定します
リニア マッピング
ゲームパッドの反応曲線の値が 1 のときは、リニア マッピングになります。リニア マッピング(設定値が 1) とは、視点スティックを押す力に比例してエイム感度が速くなるということを意味し、Sea of Thieves の初期設定です。視点スティックの挙動を Sea of Thieves での元の設定に戻したい場合は、この値を 1 に設定してください。
プレッシャーにさらされた中で視点スティックを器用にごくわずかだけ押すのはかなり難しい場合があることから、リニア マッピング設定では細かいエイム調整をしにくいと感じるプレイヤーもいます。このような細かい調整での差は、小さな標的を狙うときに実感できます。たとえば、撃とうと狙っている敵プレイヤーが遠くにいるとします。その敵プレイヤーは画面上で非常に小さいですが、その状態で狙って撃とうと、視点スティックで微調整を試みています。右スティックでの細かい調整が難しいため、リニア マッピング設定だとターゲットをエイムするのが特に難しい場合があります。このような微調整を試みたときに、結果的に多くの場合、エイムがターゲットの左右にそれてしまう状態が続きます。
ノンリニア ビデオマッピング
ゲームパッドの反応曲線の値が 2 以上のときは、ノンリニア マッピングになります。この設定値が高いほど、より極端なノンリニア マッピングになります。
つまりゲームの反応曲線を 2 に上げれば、ノンリニア マッピング設定になります。この設定では、視点スティックの中心あたりの感度が鈍くなり、視点スティックを外側に倒したときの感度が上がります。言いかえると、視点スティックで微調整を試みるとき、設定変更前ほど感度が高くない状態となりますが、以前ほどの厳密さで視点スティックを動かす量をコントロールする必要がないため、遠くの小さなターゲットを狙いやすいと感じるプレイヤーもいます。
したがって先ほどの、遠くにいて画面上に小さく表示されている敵プレイヤーの例では、感度が低い状態で視点スティックをわずかだけ押すことができるため、この場合の敵を狙いやすいと感じるプレイヤーもいます。実際にコントローラーを操作すると実感できますが、視点スティックを少しだけ押した場合、エイムの速度が非常にゆっくりになります。視点スティックをさらに外側に向かって押し続けると、それにしたがって徐々に感度が上昇していくのがわかります。最終的に、視点スティックをコントローラーのプラスチックに当たるまで「フル倒し」にすると、エイム感度が最高に達します。
コントローラーのドリフトを解消する目的で [ゲームパッドの反応曲線] を使用しないでください。まず最初に、視点スティックでドリフトが発生しなくなる値までデッドゾーンの設定を調整してから、[ゲームパッドの反応曲線] を設定してください。